先日、1年生の『マナー』という授業で「浴衣の着付け」の学習が行われました。

3時間構成で、1時間目に紐の結び方と浴衣のきれいなたたみ方、2時間目に浴衣の着方と帯紐の結び方、3時間目に実際に一人で浴衣を着ることに挑戦し、最後はきれいに着られた浴衣姿での撮影会を実施し、楽しく充実した授業を終えることが出来ました。

 

本校で行うマナー授業はいわゆる礼法授業であり、社会のどのような場面でも、自立した女性の立ち振る舞いがきるように、人を敬い、配慮する「心」を「型」で表現することを学びます。

 

具体的には、正式な直立姿勢・正座姿勢での挨拶の仕方から、食事の食べ方や歩き方といった社会人でもなかなか身についていない所作や知識を学習します。

また、礼法という礼儀作法を身につけるだけでなく、日本の伝統文化の結晶である愛、美、礼、和といった日本の心に触れ、人に対する思いやりや気遣い、感謝の思いを「型」としてより良く美しく表現できるようになることを狙いとしています。

グローバル化が進む社会でこそ、自国のことを知り、マナーを身につけ、相手の文化に敬意を払うという姿勢は大切な要素であると考えます。

本校の建学の精神である”豊かな知性と人間性”に通ずるものでもあります。

教えていただく講師の先生方は、その道のプロの先生方であり、教えていただく内容は「全国日本マナー検定試験」の内容でもあります。一年生のみなさんは頑張って合格してください。